Restricted Stock Unit(リストリクテッド ストック ユニット)とは?

 まず、Stock Option(ストックオプション)と言うのはよく聞く言葉です。

企業との就業契約時に取り交わす書類に、「ストックオプション - 1万株」などとあります。

 ストックオプションの旨味とは何でしょう?

 たとえば... ストックオプションで1万株もらったとします。その1万株は4年間で満額お金に換えることができるとします。

 では、それがどのようにお金に換わるのか?

 たとえば、1万株もらった時の株価が100円だったとします。それが記録として残ります。仮に、4年後、その会社の株価が150円に上がっていたとします。4年後にその1万株のストックオプションをすべてお金に換えたとすると、10,000x(150-100)=500,000円になります。これに、税金などがかかってきます。

 では、4年後の株価が50円だったとすると... 10,000x(100-50)=-500,000円とはなりませんが、お金に換える意味がないことになります。だから、株価が上がるように皆で努力しましょうということになります。(実際は、従業員に対しては、優遇措置みたいなものがあって、いつ変えても損にならないようにはなっていることが多いようです。)

 

 Restricted Stock Unit (RSU)はと言うと... ストックオプションと同様、4年で満額お金に換えることができます。 ストックオプションと違うのは、その時の株価がくっついてこない、つまり、そのときの株価は全く関係ないと言うことです。もっと簡単に言えば、株を「お金」としてもらうのです。

たとえば、RSUで1000株もらったとします。現在の株価が200円とします。4年後、その株価が100円に値下がりしていても、1,000x100=100,000円になると言うことです。200円は計算式に入ってきません。 お金を少しでも儲けたい人は、常に、会社の株価を気にして、上がったときにお金に換えていくわけです。

 

別の言い方をすると、ストックオプションの場合は、最初に設定された権利価額 (option price) より株価が高くならないと、ただの紙屑になってしまいます。あくまでこれは「購入する権利」ですから、利益が出るのは、購入した株式を売った後ということになります。ですが、現物株支給なら、売れば時価相当分は確実に利益になりますから、「紙屑」ということにはならないということです。