法人契約生命保険は、自社株評価に大きな影響を与えます。

類似業種比準方式

3つの要素が関係しています。 

1株当たりの配当、利益、純資産です。

おおまか、類似業種の株価に、類似業種3要素に対する自社3要素の割合を掛けることで株価が決まってくるといえます。

また、3要素の中で利益だけが3倍されます。

そこで登場するのが、法人契約生命保険です。

損金算入すると利益は減少します。
減少した利益の
3倍が株価決定から除かれるというには、株価評価に大きな影響があるといえます。

全額損金、50%損金型の法人契約生命保険には、100%近い解約率の保険もあります。自社株評価時点では保険料が損金に算入され、利益を引き下げます。引き下げ後、必要な時期には解約金が法人の資金として戻ってくるのであれば、非常に有利ですよね。

純資産価額方式

純資産とは、株価評価時点で会社を清算したらいくらになるかという【時価】で株価を評価した数値ということがいえます。

 生命保険は解約金額を【時価】とします。したがって、損金算入した生命保険のその時の解約金が評価額に加えられます。
 加入間もない生命保険は解約損が大きく評価減に寄与します。逆に元本以上の解約金額にまで増えていると自社株を引き上げることになります。

どちらの評価方式も法人契約生命保険の損金算入による利益の圧縮は自社株評価に大きく影響します。